タフティングは、専用のガンで布に毛糸を打ち込み、ラグやマットをつくる技法です。
タフテッドラグ、ハンドタフテッドとも呼ばれます。ガンが普及したことで、いまでは教室や自宅でも気軽に楽しめるようになりました。
難しそうに見えますが、コツをつかむのに時間はかかりません。手芸の経験も必要ありません。
この記事では、どんなものなのか、何が必要か、どこで試せるかを順番に説明します。

タフティングガンで、毛糸を「打ち込む」

仕組みは、ミシンに似ています。ピンと張ったタフティングクロスにガンをあて、トリガーを引く。すると針に通された毛糸が、布に打ち込まれていきます。
タフティングガンには、大きく「カットパイル」と「ループパイル」の2種類があります。機種はAK-1、AK-2、AK-5などさまざまですが、まずはこの違いを押さえておけば十分です。

タフティングガンで赤い毛糸をクロスに打ち込んでいる手元
布に対して90度にあてるのがコツ。斜めに入れると正しく打ち込まれなかったり、クロスが切れてしまいます。

はじめに必要なもの

自宅で始めるなら、タフティングガン、フレーム、タフティングクロス、毛糸、糊(接着剤)の5つが必要です。それぞれの選び方や、ガン選びで気をつけることははじめての道具えらびにまとめています。

ワークショップならすべて用意されているので、まず一度試してから買いそろえるかを判断するのが安全です。

NOTE — はじめる前に 作動音は一般的な掃除機の音(1mの距離)と同じくらい。集合住宅では日中の作業がおすすめです。
打ち込み中は毛糸の繊維が舞い、仕上げには接着剤やラテックスを使います。換気ができる場所を選んでください。

できるまでの流れ

つくるものを決めるところから始まります。タフティングは細かい表現が苦手なので、模様や線、隙間は実寸で1cm以上あるほうがきれいに出ます。デザインが決まったら、次の5つの手順で進みます。

  1. 01 クロスをフレームに張る 指で弾いて音が出るぐらいピンと張ります。織り目は垂直・水平に。打ちやすさはここで決まります。
  2. 02 下絵を描く 打つのはラグの裏側なので、図柄は反転して描きます。ペンは押し付けず、滑らせるように。
  3. 03 毛糸を打ち込む ガンはクロスに90度、足を密着させて進めます。色ごとに輪郭を打ってから、内側を塗りつぶします。
  4. 04 糊・接着剤で固定して、裏処理をする 裏面に均等に塗って毛糸を止めます。乾いてから、メッシュやフェルトなどの裏地をつけます。
  5. 05 表面を仕上げる バリカンで薄く何度も刈って毛足をそろえると、色の境目がはっきり出ます。

まずは、1回試してみる

道具をそろえる前に、ワークショップで一度体験するのもおすすめです。A4サイズほどのミニラグなら1〜2時間ほどで仕上がります。料金は約5,000〜28,000円で、作るサイズによって変わります。道具も材料も教室のものを使うので、手ぶらに近い形で参加できます。

自宅で始める場合にかかる費用や必要なスペースは、自宅で始めるには?にまとめています。

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よくある質問

タフティングとは何ですか?

タフティングとは、専用のタフティングガンでタフティングクロスに毛糸を打ち込み、ラグやマットをつくる技法です。タフテッドラグ、ハンドタフテッドとも呼ばれます。ガンが普及したことで、いまでは教室や自宅でも気軽に楽しめるようになりました。

まったくの初心者でも大丈夫ですか?

はい、初心者でもできます。タフティングガンの基本操作は短時間で覚えられるため、すぐにコツも掴めるようになります。ワークショップではガンの取り扱いや練習をレクチャーしていただけるので、不器用な方でもすぐに慣れます。

タフティングに危険はありますか?

タフティングガンは針やハサミが高速で動く電動工具のため、取り扱いには注意が必要です。使用しないときは電源をオフにするなど、基本的な安全ルールを守れば初心者でも安全に楽しめます。