タフティングを始めるのに必要なのは、ガン・フレーム・タフティングクロス・毛糸・糊(接着剤)の5つです。

CHECKLIST — 必要なもの
  1. 01タフティングガン毛糸を打ち込む本体
  2. 02フレームクロスを張る枠
  3. 03タフティングクロス打ち込む土台の布
  4. 04毛糸打ち込む素材
  5. 05糊・接着剤毛糸の固定と裏処理

01 タフティングガンのしくみと各部の名前

分かりやすく言うと、ミシンと同じような仕組みです。ガンの先にある針に通された毛糸が、タフティングクロスに打たれていきます。電源スイッチを入れてトリガーを引くと針が動き、毛糸が打ち込まれます。

タフティングガンの各部の名称。糸通し(ガイド)、針、足(フット)、ハンドル、トリガー、電源スイッチ、スピード調整ダイヤル
機種によって形は違いますが、基本の構成は共通です。
糸通し
ここに毛糸を通してから、針に通します。
毛糸を実際にクロスへ打ち込む部分です。機種によって中身が違い、その差が次のカットパイル/ループパイルの違いになります。
ミシンでいう押さえ金にあたる部分です。
ハンドル
ガンの向きに関係なく360度回転します。
トリガー
引くと毛糸が打ち込まれます。
電源スイッチ
打つとき以外は、事故防止のためオフにしてください。
スピード調整ダイヤル
打つ速さを調整できます。
使わないときは電源を切る 機械部分や歯車がむき出しになっているため、毛糸や髪の毛を巻き込むと、けがや故障の原因になります。打たないときは電源スイッチをオフにしてください。

02 カットパイルとループパイル

タフティングガンには AK-1、AK-2、AK-5 などいくつか機種がありますが、大きく分けると「カットパイル」と「ループパイル」の2種類です。

カットパイル
針の中に収納されているハサミが出てきて、クロスに打たれた毛糸をカットします。毛先が切りそろえられ、ふかふかとした表情になります。
ループパイル
針の中のフックのような部品で毛糸を出します。カットせず続けて縫い込まれていくため、輪がそのまま残ります。
カットパイルのラグ。上が表面、下が断面で、毛先が同じ高さに切りそろえられている
カットパイル。毛先が切りそろえられている。
ループパイルのラグ。上が表面、下が断面で、毛糸の輪が切られずに並んでいる
ループパイル。輪がそのまま残る。

03 フレームとタフティングクロス

フレームは自作している人が多いですが、ネットでの購入もできます。木材とタッカーがあれば作れます。

大きさを選ぶときは、作りたい作品の外側に10cmほどの余白をみてください。クロスの端はフレームに固定するため、フレームの内寸いっぱいには打てません。余白が足りないと、端まで打ち切れずに作品が小さくなります。

クロスの張り方が仕上がりを大きく左右します。指で弾いて音が鳴るくらいまでピンと張ること、織り目が垂直・水平になるように張ること。この2点はラグができるまでの5ステップの01で詳しく説明しています。

フレームの作り方(外部リンク)

タフティングフレームの作り方
RUGMATAG さん(ブログ)
ゼロからタフティングフレームを作ろう
いまさらひたすら さん(YouTube)
タフティングフレーム作ったよ
僕の動画 さん(YouTube)

04 ガン選びで気をつけること

国内の販売業者から買うことをおすすめします。 理由は、不具合があったときにスムーズにやり取りができるからです。

自分自身の失敗談があります。安いタフティングガンを大手通販サイトのマーケットプレイス(出品業者)で購入したところ、まったく機能しないガンを引いてしまい、返金・返品のやり取りを海外の業者と1か月ほど続けることになりました。

タフティングガンは、製造の段階で個体差が出やすい機械です。そのため「このメーカーなら安心」と言い切れるおすすめの機種はありません。だからこそ、買う相手を選ぶことが実質的なリスク対策になります。

タフティングの道具を買えるお店

05 最初は買わなくていいもの

道具の情報は多いほど迷います。始めたては、次を後回しにして問題ありません。

電動トリマー・バリカン
刈る面積が小さいうちは、はさみで足ります。
プロジェクター
安価ではないので、まずは直線や曲線を練習したり、フリーハンドでデザインを描いてつくってみることをおすすめします。
たくさんの色の毛糸
色を増やすほど糸の掛け替えが増え、作業も散らかります。3〜4色から始めるのがおすすめです。
自宅で始めるには?

よくある質問

タフティングガンはどこで買えますか?

国内の販売業者から購入することをおすすめします。タフティングガンは製造の段階で個体差が出やすく、不具合があったときにやり取りしやすいことが重要だからです。取り扱い店は「タフティングの道具を買えるお店」のページで紹介しています。

どんな毛糸を使えばいいですか?

極端な太さでなければ、比較的どんな毛糸でも使用できます。

どのくらいの費用がかかりますか?

ワークショップの参加費は約5,000〜28,000円が目安です。作れるサイズによって幅があります。自宅で始める場合は、ガン・フレーム・タフティングクロス・毛糸・糊の5点で51,000〜86,000円ほどが目安です。